偉大なる釘の師、そしてジオ狂いのNPC「スライ」
今回はホロウナイトの「スライの店」の解放条件・購入できる商品をまとめていきたいと思います。
さらにホロウナイトのストーリーを考察するために、「スライ」との会話もまとめています。
個人で考察するためにまとめましたが、考察をしようとしている方の参考になれば幸いです。
スライからは購入できるアイテムがあるので、解放条件やアイテムの値段などもまとめておきましょう。
※最後の方にネタバレ要素を多く含む内容もまとめているので、実際にプレイして知りたい方は読まないようにご注意を!
各キャラの考察詳細をまとめた一覧記事や、ストーリーをまとめた記事もあるのでそちらも合わせてご覧ください。
※そちらの記事には考察内容も多く含まれているので全てが確実なものではありません。各キャラ考察内容まとめ記事も同じで、登場するほとんどのムシを紹介しています。
「スライ」とは…
忘れられた交叉路の東下部の集落にて出会うハエのムシであり、初対面では汚染されているのかぶつぶつとなにかしゃべっている。だが、話しかけると我に返る。
「地下の雰囲気はどうも好かない」らしく、会話以降はダートマウスに戻りって自分の雑貨屋を切り盛りするように…。
スライの店では攻略に重要なルマバエのランタンや、仮面、ソウル、器の欠片、やチャームなど、様々な役立つ物を売ってくれる重要NPC。
ちなみにスライは自身の倉庫の鍵をどこかで失くしており、探索中にで拾って彼に返せば商品が増えるので、見つけたら忘れず渡しましょう。
そんな「スライ」ですが、その正体は各地にいる釘師の師匠であり、初対面の寝言で「オロ」という人物の名前を口にしたり、夢見の釘で心に覗き見ると、とある「三人」の幸せを切実に願っているということが判明。ジオに執着するセコい一面からは想像できない優しさも感じ取れます。
ちなみにスライは神の家で「偉大なる釘の聖者スライ」として登場し、全ての釘奥義を使う強敵として戦えるので、やり込んだ方は彼の実力も体感してみましょう。
「スライの店」解放条件
はじめにダートマウスに辿り着いた時には開いていなかった「スライの店」は、「忘れられた交叉路」の奥にいるスライと出会う事で解放されます。
直前のボス「グラザーママ」を倒した先の家にいるスライと出会うと、ダートマウスに戻って店を開店してくれます。
ストーリーを進めていく上で非常に助けになるアイテムが売っているので、しっかりと出会っておきましょう。
迷う事はないと思いますが、スライがいる場所を記したマップを用意しておきます。
「スライの店」購入できる商品一覧
スライの店で購入できる商品の一覧を表にまとめました。
中には水晶山で「店主の鍵」を入手後に購入できる商品もあるので、しっかりとジオを貯めておきましょう。
画像 | 商品名 | 価格 | 詳細 |
仮面の破片① | 150 | 4つ集めるとライフが1つ増える | |
仮面の破片② | 500 | 仮面の破片①購入後に買えるようになる。 | |
仮面の破片③ | 800 | 「店主の鍵」入手後+仮面の破片②購入後に買えるようになる。 | |
仮面の破片(4) | 1500 | 「店主の鍵」入手後+仮面の破片③購入後に買えるようになる。 | |
器の破片(1) | 550 | 3つ集めるとソウルの器が1つ増える。 | |
器の破片(2) | 900 | 「店主の鍵」入手後+器の破片①購入後に買えるようになる。 | |
単純な鍵 | 950 | 単純な鍵の扉を開けられるようになる。 | |
優美な鍵 | 800 | 「店主の鍵」入手後に買えるようになる。ソウルの聖域にある扉を開けられる。 | |
収集の群れ | 300 | 小さなムシがジオを自動で回収してくれる。 | |
堅固な殻 | 200 | 攻撃を受けた後の無敵時間・怯み時間を短縮できる。 | |
重い一撃 | 350 | 「店主の鍵」入手後に買えるようになる。 釘攻撃で敵を弾き飛ばす距離が増え、ボスのスタン状態発生に必要な攻撃回数を1回減らせる。 | |
健脚の足 | 400 | 「店主の鍵」入手後に買えるようになる。横移動の速度が速くなる。 | |
悪臭を放つ卵 |
60 |
ダートマウスにいるジジに渡すとカゲを呼び出せる。 |
|
ルマバエのランタン |
1800 |
暗闇を照らせる。 |
アイテム紹介文一覧
仮面の破片①… こいつかい? きっとなんかの破片だろうな。持っていればなにかの役に立つかもしれんぜ。
仮面の破片②… もう一個見つけたぜ、よく見るとしゃれた模様が刻み込まれてるな。
前回はちょっと安く売りすぎた気がする。それにこいつは最後の一個だ。だからちょっと高くつくぜ!
仮面の破片③… おまえはこいつを集めてるんだろ?幸運なことに、倉庫でもう一個見つかったんだ。
こいつが最後のひとつだから、値段はそれなりにするぜ。
仮面の破片(4)… 実はもう一個ことカケラが見つかったんだ。だが今度こそ最後のひとつだぜ!
これまでに売ったカケラに高い値段をつけて悪かったと想ってるよ。なにせこいつにはさらに高い値段をつけるつもりだからな。
器の破片(1)… ソウルの器の破片だな。ほら、あの白いオーブみたいなやつのことさ。
どうも好きになれないオーラを放ってるんだが、珍しいモンであることは確かだから少々値ははるぜ。
器の破片(2)… またこいつが見つかったよ。どうやらオレは一式持っていたようだな。自分で組み立ててもよかったが、こいつはどうも気味が悪くてな。
単純な鍵… 単純な作りの鍵だが、いろんな鍵穴にさしこむことができる。立ち入りが禁止されてるような場所を調べるときなんかに役立つぜ。
優美な鍵… ある探検家が見つけてきた鍵だ。ここからずっと下に降りたところにある都の水路に浮かんでいたらしい。
洗ってないんで汚れてるがな。
収集の群れ… 洞穴の中を急いで駆けぬけて、ジオを置いてきちまったことはないかい?
このチャームがあれば、ジオを取りこぼすこともなくなるぜ。
堅固な殻… ハロウネストは厳しい場所だ。
打たれたり弾かれたりするのは日常茶飯事だからな。このチャームがあればダメージを受けた後の無敵状態が長くなるんだ。ピンチを脱するのに役に立つぜ。
重い一撃… その釘で敵を打ちのめすのが好きなんだろ?
このチャームを身につければ、攻撃のたびに敵を後方に大きく弾き飛ばすことができるぜ!
健脚の足… 気に入ったか? こいつは最近俺のコレクションに加わったんだ。なかなかハンサムな顔だよな。
こいつを持ってると、疲れることなく速く走り続けることができる。まるで若返ったような気分になるって話だぜ!
悪臭を放つ卵… カウンターの下でこいつを見つけたんだ。きっとオレが遺跡にいる間に、なんかの生き物が産みつけていったんだろう。
なんなら買っていくかい? 臭いもきついから、手放せればせいせいするよ。
ルマバエのランタン… 道を照らし出す灯りと、常にそばにいてくれる友。おまえだったらどっちがほしい?
その両方が手に入るのがこいつさ。この明るい生物をお供に連れていけば、真っ暗闇の中だって光を頼りに歩けるぜ。
※全ての釘奥義を覚えて「スライの店」を訪れると、地下の入口でチャーム「釘師の栄光」を貰える。
スライとの会話
忘れられた交叉路での会話
ううう…おいオロ…こん棒のように釘をふりまわすんじゃねぇ…
クソッ…どれだけ下までおりればいいんだ…
ん、なんだ!? あんたは誰だ?
そうか…この古い村…おかしな夢にみちびかれて、こんな下までおりてきちまった! あんたが見つけてくれなかったら、オレはずっと眠ったままだったろう。
オレの名前はスライ。本当はダートマウスで細々とくらしていたんだ。この遺跡の空気はどうも好かないから、町に戻ることにするよ。
もし地上に戻ることがあったら訪ねてきてくれ。オレはあの町に残ってる中じゃ、愛想がいいほうだと思うぜ。それに助けてもらったお礼もしたいしな。
あんた、ここを探索してるのか? 勇気あんなァ! たくさんの勇敢な冒険者が、この中で命を落としてるんだぜ。
まあ、あんたは釘を持ってるし、その使い方も心得てそうだがな。
…ジオ。ジオ。この世界はジオだ。その力はどんな釘にだってかなわない…
ダートマウスでの会話
よう、また会えると思ってたぜ。小さいが、なかなかいい店だろ? オレはここであんたみたいな旅する者に古い道具なんかを売って、快適にくらしてるってわけさ。
また下に戻るつもりなのか? アッチで生き延びるのに役立ちそうなモノをいくつかそろえてるぜ。
向こうに地図を扱う店ができたみたいだな。まあ、商売も多少の競争があったほうが健全なんだろうけどよ。
なんならオレも地図を売って…いや、そりゃちょっとやりすぎか? だがこの世の中はジオでまわってる。そいつをかせぐのに卑怯もなにもないだろうよ。
フーム、あんたなんか変わったな。なんとなく物腰がちがうっていうかさ。
そうか、釘の持ち方がちがうんだ! つまり奥義を学んだってわけか…
こいつは興味深いな。今後もさらに訓練を続ける気かい?
新しい釘を見つけたみたいだな。前に持ってたヤツよりもずっと上等そうだ。
いや、こいつは前と同じ釘か? じゃ鍛え直したってわけか! こりゃ大した腕前だ…
釘はオレたちの身体の延長であり、自分のまわりの世界を形作るための道具でもある。だからその刃を研いでおくことは、神聖な行為でもあるんだ。
…いや、すまねえ。つい熱くなってしゃべっちまったな。よし、ジオの話に戻るとしよう。
おいそいつはまさか、オレの倉庫の鍵じゃねえか! もう見つかることはないと思ってたんだがな。
んん? 古い採掘場で見つけたのか? 興味深いな。いったいなんだってそんなところに紛れ込んじまったんだ?
わざわざ届けてくれるなんて、あんた正直で親切なやつだな。これで倉庫を開けて、埃をかぶってる稀少な在庫を売ることができるぜ。
ちょっと古いかもしれないが、その価値はまったくおとろえてないはずだ。まあ見てくれよ…
…我々釘師に新たな仲間が加わったってわけだ。
あんたに贈り物をやろう。商売する者としては、タダでものをやるのは少々気がすすまないんだがな。
だが”偉大なる釘の聖者”と呼ばれるオレが、あんたの技量を認めないわけにはいかない。
あんたはオレの弟子たちに継承された奥義を見事に習得した。伝統にのっとり、あんたにもまたこれを授けよう。
誇りをもって身につけるんだな。あんたがこれを受け取る最後の者となるだろう。
さあ行きな。これ以上あんたに渡すものはない…
少なくともタダで渡せるものはな。上に戻ったら、またオレの大事な品と引き換えにあんたのジオをいただくとするよ。
まだなにか買いたいってのかい? さてはジオの持ちすぎで重くなったか? 残念だが、オレが売れるモノはみんなあんたが買っちまったよ。もうなんにも残ってねえぜ!
倉庫にはまだ古い品がいくつか残ってたはずだが、最近そいつを開ける鍵をなくしちまったんだ。
というわけで取引はもう終わりだ! 少なくとも今のところはな。さあ出ていってくれ。オレはあんたからもらったジオを眺めてニヤニヤしたいんだ。
またきたのか? 今は品切れだぜ。みんなあんたが買っちまったからな。
それともオレの持つ膨大なジオを見にきたってのか? こいつはもうオレのものだからな! 公正におこなわれた取引の結果だぜ。
懐がさみしい感じか? ジオが必要なら遺跡におりて連中を狩るんだな。だが無茶はするなよ。オレは助けに行かないからな。
調子はどうだ、釘師? あんたの強さは時間とともに増していくはずさ。
ほかの釘師たちに会ったら伝えてくれ。オレは常にやつらのことを気にかけている。
だからたまにはここにきて買い物をして、かつての師匠への尊敬の念を示せとな。
奇妙な連中が町にやって来たそうだな。聞く限りでは、確かに相当変わった連中のようだ。
いったいこんな寂れた小さな町のなにが、やつらを引きつけたんだ? なんとなくあんたはその答えを知っているような気がするな。
まあオレの知ったことじゃないが、連中の言葉や約束を鵜呑みにしないほうがいいかもしれんぜ。常に釘を半分抜いとくことだ。
新しいムシがやってきたようだな。おかげで広場のあたりがえらく騒がしい。
おまけにやつはジオを持ってない! 持ってるのはあの甲高い音を出す楽器だけだ。
なんでこの町には貧乏な連中ばかりやってくるんだろうな?
…この上等な武器…ジオによる戦いはもっと厳しい…
…どこにいようと…なにをしていようと…おまえたちみんな元気でやってることを願うぜ…
偉大なる釘の聖者スライ
ダートマウスでアイテムを売ってくれる「スライ」なんですが、なんと神の家では「偉大なる釘の聖者スライ」として登場し、戦うことになります。
身体よりもはるかに大きな釘を持ち、素早く動きながら様々な技を振るう姿は必見!
詳しくは「偉大なる釘の聖者スライ」の記事をご覧ください。(準備中)
まとめ
今回は「スライの店」で購入できるアイテムなどをまとめた記事でしたがいかがだったでしょうか?
特に「ルマバエのランタン」はかなり高額ですが、早めに買っておかないとストーリーの進行がかなり難しくなる重要アイテムです。
ジオ不足になりやすいホロウナイトですが、お買い物は計画的に行っていきましょう。
会話の中で釘の強化状態の変化に気付いたり、奥義を得た後の雰囲気にも気付いたりと、釘師の師匠としての一面が見えてくるのも良いですね!
そんな彼のことを考察しながら、神の家に現れるスライの本当の姿「偉大なる釘の賢者 スライ」にぜひとも挑戦してみてください!